前回の健康診断の便潜血検査でひっかかったので、再検査を受けてきました。
再検査といってももう一度検便ではなく、大腸の内視鏡検査です。
全く初めての経験なので、ネットでいろいろ経験談を調べてみると・・・
「痛い」「下剤がきつい」「下手な医師に当たるとヤバい」など。
中には「検査後に大量出血で死にかけた」なんてものまで。
かといって放っておくわけにはいかないので、
とにかくまずは検査の予約ということで、家族に聞いて近所の評判の良い消火器内科のクリニックで診察を受け、
予約をしました。
検査当日の朝から「まずい」「気持ち悪くて嘔吐する」「飲みにくい」「検査よりこれが辛い」などと評判の、
水で薄めて時間をかけて2リットル飲んで腸内を空っぽにするという下剤を飲み始めました。
あまり早く飲むと吐き気がするらしいので、3時間くらいかけてチビチビ飲んで嘔吐することなく腸内をスッキリさせることができました。
午後になってクリニックへ徒歩で向かいます。
状況によっては麻酔をかけるので、自転車や自動車など運転するものは乗って行くことはできません。
クリニックに付くと、前の方でかなり時間が押していました。
「痛い、でも麻酔はイヤ」ということで、相当時間かかっているようです。
私はどちらかというと検査自体よりも下剤のほうが不安だったので、
気にしませんでしたが、初めてだとそういう話を聞くと心配になってしまいそうですね。
1時間以上待ってやっと自分の順番が来ました。
おなかの中をグニグニ進む内視鏡。
まるでホラー映画で体内に寄生した未確認物体がお腹を突き破って出てくるような感覚です。
空気を入れたり腸を伸ばしたりする際にかなり痛みはありましたが、
麻酔をしないと耐えられないほどの痛みまではなく、なんとか麻酔なしでできました。
幸い腸内もきれいで、ポリープなどもなく問題なしとのことでした。
弊社加入の健康保険組合によると、健康診断を受けて便鮮血で要再検査となった人のうち、
再検査を受けたのは3割ほど。そのうち1割の人に大腸がんが見つかったそうです。
要再検査の人のうち3割近い人がもしかしたら大腸がんの可能性が・・・。
気が重いかもしれませんが、再検査、必ず受けておきたいですね。