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イトウコウムテン

振り込め詐欺の弊害


先日、私的な所要で金融機関へお金を下ろしに行って来たのですが・・・

額が多かったからか、本人確認だけでは済まず、下ろしたお金の使用目的を訊かれ、

さらに使用目的に関わる親族に電話して確認しないと即日お金を引き出すことは出来ないと言われてしまいました。

残念ながらその日は電話確認が出来ず、自分の口座のお金なのに下ろすことが出来ませんでした。

3日後に信金から自宅へ届けに来るそうです。

同じようにお金を下ろせない様子のお客さんが大声で窓口の人ともめて、騒ぎになっていました。

これでは当日どうしても多額の現金が必要になったときに困ってしまいます。

弊社も現金で支払いをすることがあるので、知らなければ当日行っても下ろせなくなりそうです。

こちらの金融機関は振り込め詐欺対策でここまでしているようですが、

後日自宅へ届けられても、その届けた現金がどこに行くかまでは確認しないんですよね。

インターネットもしていない、ネットバンキングもできない、窓口が頼りの方もまだ大勢いいらっしゃいます。

自分の口座の現金をすぐに下ろせない、手続きが面倒になってくると、

最低の金利も相まって預金離れしかねないのではないかと気になります。

もちろん、ここまで対策をせざるを得ない原因となる振り込め詐欺が悪いし、独居の高齢者が多く、

用途の確認も必要なのはわかるのですが・・・なんとも難しいところですね。

お客様へのサービスについて考えさせられます。

ATMで引き出せる金額もどんどん下がっていますし、50万円以上の現金が必要な際は、わかっている時点で早めに金融機関へ問い合わせしておく必要がありますね。

↓ このところ日中は気持ちのよい青空です。

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